透明人間
2006年12月24日日曜の午後。
電車、ひかり、窓の外。
随分茫っとしながら眺めていました。
あー、あたまのなかに指先突っ込んで整理できないかな。
余計ぐちゃぐちゃになるかしら。
たまに、たまに。
牧歌的なしあわせ、にひどく憬れてしまう。
憧憬。
ひるさがりのまどろみみたいなしあわせ。
僕の今立っている場所はまるで箱庭みたいで
充足するだけのものは揃っているし満ち足りるて眠ることもできる。
あたたかいひかりと平穏な湿度。
空腹を満たすパンと退屈を紛らわす活字。
終わりもはじまりもなくて、ずっと完結したまま続いてゆく感じ。
勿論それが嫌なのじゃなくて
寧ろ肌に馴染んだ空気はやわらかくて居心地が好いのだけれど。
たとえば擦れ違った瞬間
たとえばわらい声が聞こえた瞬間
たとえば慈しむ視線に気付いた瞬間
見えない窓から見えた気がしたパステルカラーの景色に
飲み込まれてしまう瞬間ってあるんだよね。
息を呑んで、指先で堪えるのだけれど。
『僕ら、こうしたまましづかに狂ってゆくのだろうね』
またあの子の声が聞こえた気がして、笑ってしまったよ。
クリスマスだっていうのになあ。
さてさてさて、お部屋片付けなきゃ。
クリスマス会なのに全然片付いてない!
エアコンのリモコンは何処いっちゃったんだろ。
凍死しちゃうよ。
電車、ひかり、窓の外。
随分茫っとしながら眺めていました。
あー、あたまのなかに指先突っ込んで整理できないかな。
余計ぐちゃぐちゃになるかしら。
たまに、たまに。
牧歌的なしあわせ、にひどく憬れてしまう。
憧憬。
ひるさがりのまどろみみたいなしあわせ。
僕の今立っている場所はまるで箱庭みたいで
充足するだけのものは揃っているし満ち足りるて眠ることもできる。
あたたかいひかりと平穏な湿度。
空腹を満たすパンと退屈を紛らわす活字。
終わりもはじまりもなくて、ずっと完結したまま続いてゆく感じ。
勿論それが嫌なのじゃなくて
寧ろ肌に馴染んだ空気はやわらかくて居心地が好いのだけれど。
たとえば擦れ違った瞬間
たとえばわらい声が聞こえた瞬間
たとえば慈しむ視線に気付いた瞬間
見えない窓から見えた気がしたパステルカラーの景色に
飲み込まれてしまう瞬間ってあるんだよね。
息を呑んで、指先で堪えるのだけれど。
『僕ら、こうしたまましづかに狂ってゆくのだろうね』
またあの子の声が聞こえた気がして、笑ってしまったよ。
クリスマスだっていうのになあ。
さてさてさて、お部屋片付けなきゃ。
クリスマス会なのに全然片付いてない!
エアコンのリモコンは何処いっちゃったんだろ。
凍死しちゃうよ。
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