マラケシュ
2007年1月2日ってどこにあるんだろう。
砂漠の向こう側。遠い遠い異国。
僕はマラケシュよりもボスニアヘルツェゴビナで夕焼けを見たいです。
響きが好き。
ボスニアヘルツェゴビナのゆうやけ。
なんだか、いろいろな余地のある言葉だと思う。
マラケシュの理由は今日読んでいた本。
中山可穂の「マラケシュ心中」
ベッドのなかの読書、ってとても贅沢な時間だなあ。
その小説の中からひとつ。
『教会にひかりあまねくさんざめく
神よあなたは貞淑ですか』
なんだか堪らなくなってしまう。
短歌って文化のある日本に生まれて
言葉好きとして育ってよかったなって思う瞬間。
ちなみに俳句よりも短歌のほうが好きです。
『あの夏の数限りない君になら
殺されたって好いと思った』
これを初めて知ったとき、ほんと慄然。
枡野浩一(だったっけ?)って歌人さんがバトルロワイヤルを読んだときの歌なのだけれど。
こんな短い言葉の中に、どれだけのものが詰め込まれているんだろうって、なんというか、絶望に近い気持ちを味わった覚えがあるな。
このひとの歌は当たり外れがあれど、本として見ると面白い本をだしているひとだと思う。うん。
高校の同級生に一度プレゼントしたことがあったような。
誰だっけ…うーん?あ、シュンだ。彼女は元気かしらね。
なんかなんかなんか。
そう、ええとええと、あのね。
誰かに話したい。
こういう感覚とか、洞察とか、思索とか。
そんな衝動に駆られてる日。
ま、嘘だけど。嘘じゃあないけど。(どっちだ)
さて。もうひとつだけ中山可穂の小説から引用しておしまい。
これ、ビアンのお話なのだけれどさ。
うーん。まあこういう形もありますね、と。
ちょっと感慨深い気分にさせられるフレーズ。お手紙。
『恋がいつか必ず終わるものなら、わたしたちは恋人同士になるのはやめましょう。何も契らず、何も約束せず、からだに触れ合わず、それゆえに嫉妬もない、いかなるときも自由で、平明で、対等な関係のまま、いつまでも離れずに、この世で最も美しい友になりましょう』
砂漠の向こう側。遠い遠い異国。
僕はマラケシュよりもボスニアヘルツェゴビナで夕焼けを見たいです。
響きが好き。
ボスニアヘルツェゴビナのゆうやけ。
なんだか、いろいろな余地のある言葉だと思う。
マラケシュの理由は今日読んでいた本。
中山可穂の「マラケシュ心中」
ベッドのなかの読書、ってとても贅沢な時間だなあ。
その小説の中からひとつ。
『教会にひかりあまねくさんざめく
神よあなたは貞淑ですか』
なんだか堪らなくなってしまう。
短歌って文化のある日本に生まれて
言葉好きとして育ってよかったなって思う瞬間。
ちなみに俳句よりも短歌のほうが好きです。
『あの夏の数限りない君になら
殺されたって好いと思った』
これを初めて知ったとき、ほんと慄然。
枡野浩一(だったっけ?)って歌人さんがバトルロワイヤルを読んだときの歌なのだけれど。
こんな短い言葉の中に、どれだけのものが詰め込まれているんだろうって、なんというか、絶望に近い気持ちを味わった覚えがあるな。
このひとの歌は当たり外れがあれど、本として見ると面白い本をだしているひとだと思う。うん。
高校の同級生に一度プレゼントしたことがあったような。
誰だっけ…うーん?あ、シュンだ。彼女は元気かしらね。
なんかなんかなんか。
そう、ええとええと、あのね。
誰かに話したい。
こういう感覚とか、洞察とか、思索とか。
そんな衝動に駆られてる日。
ま、嘘だけど。嘘じゃあないけど。(どっちだ)
さて。もうひとつだけ中山可穂の小説から引用しておしまい。
これ、ビアンのお話なのだけれどさ。
うーん。まあこういう形もありますね、と。
ちょっと感慨深い気分にさせられるフレーズ。お手紙。
『恋がいつか必ず終わるものなら、わたしたちは恋人同士になるのはやめましょう。何も契らず、何も約束せず、からだに触れ合わず、それゆえに嫉妬もない、いかなるときも自由で、平明で、対等な関係のまま、いつまでも離れずに、この世で最も美しい友になりましょう』
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