no title

2007年9月17日
こわいゆめ
こわいゆめ
こわいゆめ

あああああああああ!!!

叫んだ気がして目が醒めた。

いなくならないで。
おいてゆかないで。
おねがいおねがいおねがい。

喪失のくるしみが喉元でせき止められて呼吸困難。
はやがね、のような鼓動。
ひんやりとした背筋。
醒めてもまだ、残ってるよ。

覚悟をきめた君の横顔は壮絶なまでにきれいで
切ないくらい果敢で果敢ない。
まるでうつくしいけものみたいだったな。

後悔なんてなにひとつない、って。

なんであんなに晴れやかに笑っていた?
どうしたら、なにをしたらそんな風になれるのかな。
僕じゃあ一生届かないよ。

こんな不定形な
ぐずぐずな
絡まった糸みたいな。

夏のおわりに溶けて崩れてしまえばよかった。
泣けないくらいなら消えれば好いのに。

夢のなかでさえうまく泣けなくなっていた。
代わりに哭いて、鳴いて。
声が枯れて喉が切れて、いっそ死んでしまいたかった。

あんなにかなしかったのはいつぶりだろう。

かなしいゆめはこわいよ。
全部受け容れて笑うことも泣くことも。

まだこっち戻ってこれない。
ほんとは
戻ってくる必要なんて、ないのかも知れないね。

 

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