夜の膜が剥落してく

2007年9月21日
大分落ち着いた。

体調不良。
完璧絶不調。
気持ち悪くておなか痛くて頭痛くて発熱。
いい加減にして欲しい。

うんざりする。
げんなりする。
こんなものを抱えてかなきゃいけない今に。

苦痛に
熱に
泣きたいくらいの孤独に
眠れない神経に

ああ。

誰か癒して、なんて都合の好い願い。
神様だって呆れ返ってせせら笑うだろうに。

ああ。
でも。

……。

閉じたまぶたはあまりにも熱くて
なんだかもうなにも云えない気がしてしまった。

眠剤飲んで眠ろうかなあ。

◎ ◎ ◎

アンタが欲しいよ

その白い指も
まっすぐな瞳も
歪な精神も

全部

心臓も
ランゲルハンス島も
綺麗に塗られた爪先も

全部、全部

ねえ、アンタが欲しいよ。

熱に浮かされて俺の名前を呼べよ。
滲んだ視界で俺を探せよ。

そしたらすぐ、飛んでいってやるのに。

俺が欲しいのはアンタなんだ
アンタだけなんだよ。






(…でも、アンタはきっと一生俺の名前なんか呼ばないで)



 

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